越境ECでカゴ落ちが止まらない?──送料の壁を“アメリカ現地倉庫からの発送代行”で解決します

越境ECでカゴ落ちが止まらない?──送料の壁を“アメリカ現地倉庫からの発送代行”で解決します

― いま、日本企業が見直すべき「アメリカ販売の1つの壁」とは? ―

越境ECで直面する“見えない壁”

日本からアメリカの消費者へ商品を発送する越境EC。一見、手軽に始められるように見えますが、実際にはカゴ落ち(購入直前の離脱)80〜90%に達するケースが少なくありません(※商品によります)。
その最大の理由はShipping Cost(送料)です。

購入者の多くは商品をカートに入れた後、最終決済画面で表示される送料を見て「思ったより高い…」と購入を断念します。
とくに商品単価が50〜100ドル以下の商材では、送料が価格全体に占める割合が高くなり、“購入を諦める”確率が一気に上がります。

カゴ落ち=販売機会の喪失

たとえば、アメリカの一般的なECユーザーの行動データでは、

越境EC(日本発送)のカゴ落ち率:約80〜90%
現地発送(US国内倉庫)のカゴ落ち率:約45〜55%(※弊社販売商品でのデータ)

同じ商品でも発送拠点が変わるだけで購入率が倍以上に上がる可能性があるのです
差が生まれるのは送料だけではありません。配送スピード・返品対応・通関リスク・追跡精度など、すべてが「消費者の信頼」に直結します。

カゴ落ちの主因ランキング(他社調査)

“送料の高さ”は、第三者機関の調査でも主要因として結論付けられています。Baymard Instituteが米国オンライン購買者に実施した最新集計では、「追加コスト(送料・税金・手数料)が高い」がトップです。
続くのは配送の遅さ返品ポリシーに不満など、いずれも“購入体験の障壁”に関わる要素でした。

※右側の〈補足〉は、日本から米国への越境発送では特に顕在化しやすい点を示しています。

1位:追加コストが高い(送料・税・手数料)……39%〈越境発送だと国際送料+関税・手数料が上乗せ〉
2位:配送が遅い……21%〈越境発送の場合、国際輸送・通関で配達日数が長期化〉
3位:カード情報を預けるのが不安……19%
3位:アカウント作成を求められた……19%
5位:チェックアウトが長い/複雑……18%
6位:返品ポリシーに不満……15%〈海外返送の手間が大きい〉
6位:サイトエラー/クラッシュ……15%
8位:合計金額を事前に把握できない……14%
9位:支払い方法が十分でない……10%
10位:クレジットカードが承認されない……8%

(出典:Baymard Institute「Cart Abandonment Statistics 2025」より)

Baymard Institute:eコマースUXの専門調査機関で、累計15万時間超の大規模UXリサーチに基づく検証・ガイドラインを公開。調査・知見は80か国以上/29,000超の組織で活用され、Fortune 500のeコマース企業の71%が利用するなど、米国を中心に実務での採用実績が広い点が特徴です。

 

 

現地倉庫から発送するメリット

アメリカ国内に在庫を置き、そこから出荷することで得られるメリットは明確です。

  1. 送料が劇的に安くなる
  2. 配送スピードが向上
     → 1〜3日で到着(越境では7〜14日)。
  3. 通関リスク・返品リスクの削減
     → 現地発送なので顧客対応もスムーズ。
  4. リピート率が上がる
     → “次もすぐ届く”という安心感がブランドロイヤルティに直結。

ここで得られるのは、物流効率の改善だけではありません。「このブランドはすぐ届く、対応が早い」という信頼が積み上がり、継続購入を後押しします。

商品単価が高い場合の“例外”

もちろん、商品単価が高い(例:ジュエリー、工芸品、機器類など)場合、越境ECでも送料負担を吸収できるケースがあります。
しかし、多くのファッション・コスメ・日用品などでは、送料が“購買障壁”になることが明確です。

 

 

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